国産ドッグフードとして高い人気を誇る「このこのごはん」とペットフード先進国でもあるイギリス産の「カナガンドッグフード」。
今回は、この評判の良い2つのドッグフードについて、詳しく比較してみました。
どちらを選べば良いか迷っているオーナーさんは、ぜひ最後までチェックしてみてください。
「このこのごはん」と「カナガンドッグフードチキン」を5つの項目で比較しました!
1.価格で比較 | 内容量と価格を比較、100gあたりの価格を調査しました。 |
2.主成分で比較 | 栄養成分を比較しました。 |
3.原材料で比較 | 原材料や添加物の有無の違いを比較しました。 |
4.特徴で比較 | それぞれの特徴を比較しました。 |
5.食いつきで比較 | 口コミを参考に、実際の食いつきを比較しました。 |
上記の5つの項目で、AとBを比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。
1.「このこのごはん」と「カナガンドッグフードチキン」を価格で比較!
※税込価格 | このこのごはん | カナガンドッグフード |
内容量 | 1kg | 2kg |
1袋あたりの価格 | 3,850円 | 4,708円 |
100gあたりの価格 | 385円 | 235円 |
【定期便】1袋あたりの価格 | 3,278円 | 4,237円 |
【定期便】100gあたりの価格 | 327円 | 211円 |
配送料 | 850円 | 704円 |
このこのごはんの通常価格は3,850円(税込・1kg)、それに対してカナガンドッグフードは4,356円(税込・2kg)でした。
100gあたりの価格で比較すると、このこのごはんは385円、カナガンドッグフードは217円になるので、コスパはカナガンドッグフードの方が良いでしょう。
このこのごはんは、定期コースだと初回が15%オフ、2回目以降は2袋で15%オフになるので、長く続ける場合は定期コースがおすすめです。
もちろんカナガンドッグフードも定期コースがあり、1個だと10%オフ、2個以上で15%オフ、5個以上だと20%で購入できます。
2.「このこのごはん」と「カナガンドッグフードチキン」を主成分で比較!
このこのごはんと比べると、カナガンドッグフードのタンパク質や脂質の割合が高いことがわかります。
ドッグフードに必要なタンパク質は18〜22%ほどと言われていて、カナガンドッグフードは高タンパクなドッグフードの部類に入ります。
運動量の多いワンちゃんは、タンパク質や脂質を多く摂る必要があるので、カナガンドッグフードを選ぶのがおすすめです。
このこのごはんは、室内で過ごす時間が長い日本のワンちゃんのために作られたドッグフードなので、タンパク質や脂質の量も、運動量が少ないワンちゃんに適した量になっています。
カロリーもこのこのごはんの方が低くなっているので、運動する機会が少なく肥満が心配なワンちゃんに適しているでしょう。
3.「このこのごはん」と「カナガンドッグフードチキン」を原材料で比較!
商品画像 | ||
商品名 | このこのごはん | カナガンドッグフード |
主原料 | 鶏肉(ささみ、レバー)、玄米、大麦、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄、鹿肉、まぐろ、青パパイヤ末 | チキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、アルファルファ、チキンオイル3.1%、乾燥卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2% |
タンパク質 | 21.3%以上 | 29%以上 |
脂質 | 8.2%以上 | 15%以上 |
粗繊維 | 0.9%以下 | 5.25%以下 |
粗灰分 | 6.7%以下 | 11.25%以下 |
水分 | 10%以下 | 9%以下 |
オメガ3脂肪酸 | 含む | 0.9% |
オメガ6脂肪酸 | 含む | 2.8% |
エネルギー(100g) | 343kcal | 376kcal |
このこのごはんは、鶏ささみや鶏レバー、鹿肉、マグロ肉といった動物性タンパク質を主原料に、タンパク質の分解をサポートする果物もバランスよく含まれています。
たっぷり配合された鰹節の香りで、食いつきの良さも期待できます。
大麦や玄米には腸の調子を整える食物繊維が豊富。
そのほか乳酸菌やモリンガなど、涙やけ対策に役立つ材料が含まれているのが魅力です。
カナガンドッグフードの主原料は、生のチキンと乾燥チキンで、全体の60%に肉を使っています。
また、穀物を一切含まない「グレインフリー」もカナガンドッグフードの特徴のひとつです。
穀物アレルギーを持つ愛犬にも、安心して与えられます。
4.「このこのごはん」と「カナガンドッグフードチキン」を特徴で比較!
このこのごはんは、においや毛並み、涙やけといった小型犬に多い悩みに適した材料や成分となっているのが大きな特徴です。
また、粒も小さめで食べやすい大きさになっているので、噛む力が弱いワンちゃんでも美味しく食べてくれるでしょう。
対してカナガンドッグフードの特徴は、たっぷりの肉類を使った高タンパクドッグフードであることです。
たくさん運動をする愛犬に、必要なタンパク質や脂質をしっかり与えられます。
5.「このこのごはん」と「カナガンドッグフードチキン」を食いつきで比較!
Amazonの評価では、このこのごはんが4.0でカナガンドッグフードは3.9と、どちらも高い評価を得ています。
どちらも食いつきが良いという口コミが多く寄せられていましたが、カナガンドッグフードは「香りがキツイ」という点で、飼い主視点での評価が多少下がってしまっているのかもしれません。
また、肉の香りや味が好き、鰹節の香りが好きなど好みが分かれるため、選ぶドッグフードによって食いつきにも差が出るようです。
「このこのごはん」をおすすめの方はこんな人!
- 小型犬や室内犬を飼っている人
- 国産のドッグフードを与えたい人
- ワンちゃんが太り気味で食事に気をつけたい人
- 食いつきの良いドッグフードを選びたい人
このこのごはんは、運動が不足しがちな日本の室内犬、小型犬に合わせたドッグフードです。
国産のこだわり食材を使って作られているので価格は高めですが、安心して与えられるドッグフードを選びたい飼い主さんにおすすめです。
「カナガンドッグフードチキン」をおすすめの方はこんな人!
- ワンチャンと散歩やスポーツをよくする人
- 中型〜大型犬を飼っている人
- 穀物アレルギーがあるワンちゃんを飼っている人
- 信頼できるドッグフードを選びたい人
- コスパの良いドッグフードを選びたい人
長い距離を散歩したり、ドッグランで走り回ったりといった運動量の多いワンちゃんも、カナガンドッグフードなら十分なタンパク質を摂れます。
また、穀物アレルギーでも安心して与えられるドッグフードなので、グレインフリーにこだわっている飼い主さんにおすすめです。
まとめ
SNSなどでよく見かける「このこのごはん」と「カナガンドッグフード」は、どちらも高品質なドッグフードです。
それぞれ特徴が異なるので、じっくり検討して愛犬に合った方を選びたいですね。
小型犬や室内犬ならこのこのごはん、運動量が多い小型犬や中型犬、大型犬ならカナガンドッグフードがおすすめです。
味や香り、粒の大きさなどの好みが合わなければ、いくら栄養面が良くても食べてくれません。
どちらも食いつきが良いと言われているドッグフードなので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。